2019年 02月 10日
![]() コモリザメ 学名:Ginglymostoma cirratum 英名:Nurse Shark 熱帯から亜熱帯の水深130mまでの海底に生息。 サンゴ礁、マングローブ周辺、砂底などがお気に入り。 「コモリ」「Nurse」と名前にあるけど、実際に子の世話をすることはない。 15世紀頃のサメの呼称「huss」が鈍って「nurse」に変化したとか・・・ 他にも諸説あるみたいですが、これが有力らしいです。 全長300cmほどの大きさが普通だが、最大430cmの報告もある。 頭は丸く、目は小さく、口はなんとなくかわいい(笑) なでなでしたくなる雰囲気なのだけど、当然サメ側としてはうれしくない。 ものすごい勢いでエサを水子と吸い込むので、 手を出して噛みつかれるという事故が希にあるようですよ〜・・・ 夜行性で、海底でエビカニ類、イカなどを食べます。 卵胎生で、30cmほどの子どもを一度に34匹ほど産みます。 寿命は最大25年。
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by vimytaro
| 2019-02-10 19:37
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2019年 02月 03日
![]() エドアブラザメ 学名:Heptranchias perlo 英名:Sharpnose Sevengill Shark ほぼ全世界の暖かい海の水深1000までの深海に生息。 全長140cmになるが、おおよそ平均100cm。 鰓裂は1/13の週のエビスザメと同じく7対。 背ビレが1基で後方に位置するのも、エビスザメと同じ。 幼魚の背ビレと尾ビレの先端には黒色班があります。 じつは上顎の歯は資料が見つからず描いていません。 上顎にも歯はあり、前歯は細長くカギ状で内側を向きます。 胎生で、子宮内で卵が孵化します 25cmほどの幼魚を一度に9〜20尾産みます。 下田海中水族館と伊豆・三津シーパラダイスで飼育の記録があります。 ▲
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| 2019-02-03 21:40
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2019年 02月 01日
![]() ![]() まちがっておりました。 申し訳ありません! iichi、Creema、BOOTH、またはボク個人からご購入いただきました方には、 修正カードを発送いたしましたので、 差し替えくださいますよう、よろしくお願いいたします。
SeaShell便さま、かなざわ珈琲さま、 名古屋港水族館ミュージアムショップさま、でご購入いただいた方へは、 ご住所がわからないので対応できておりません。 ご連絡いただければ修正カードをお送りいたしますので、 ご連絡くださいませ。(>_<) お手数おかけして申し訳ございません! ▲
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| 2019-02-01 06:49
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2019年 01月 27日
![]() ドチザメ 学名:Triakis scyllium 英名:Banded Houndshark 日本近海から東シナ海にかけて沿岸に分布。 水深の浅い海底や岩礁、藻場に生息。 遊泳力は強くなく、しばしば海底で休んでいる。 体色は黒色から灰褐色で、暗い縞模様や暗斑がある。 腹側は白く、口の前の2本の鼻弁が目立つ。 最大体長は150cmほど。 小魚や甲殻類、底生生物を捕食する。 胎生。胎盤を形成しない卵黄依存型。 魚津水族館のメスしかいなかった水槽内で幼魚が生まれたことがあり、 単性生殖を行う可能性もあるとか・・・ ▲
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| 2019-01-27 17:19
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2019年 01月 20日
![]() アカシュモクザメ 学名:Sphyrna lewini 英名:Scalloped Hammerhead 日本近海に分布しているシュモクザメの中でもとくに数が多い。 頭のハンマーは湾曲して中央にくぼみがあることがこの種の特徴。 和名の「アカ」は外観ではなく、肉の色に赤みが入っているから。 オスは全長1.8m、メスは2.5mで成熟する。 最大で全長430cm、体重152kgになります。 さまざまな種類の魚、甲殻類、頭足類、小型のサメやエイも捕食の対象。 人を襲うことは希で、死亡例はほとんどないが、性質は荒いので要注意。 胎生で、胎仔は子宮内で卵黄の栄養分を使って大きくなる。 メスは9〜10ヶ月の妊娠期間を経て、12〜38匹のこどもを産みます。 生まれたばかりのこどもは40cmほど。 ▲
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| 2019-01-20 16:15
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2019年 01月 13日
![]() エビスザメ 学名:Notorynchus cepedianus 英名:Broadnose Sevengill Shark いきなりゴメンナサイ(>_<) 鰓裂が7つあるはずなのに、6つしか描いていません(汗) 現生のサメの鰓裂は5対ですが、エビスザメには7対あります。 他に7対の鰓裂を持つのはエドアブラザメのみ。 古代のサメに近いと考えられています。 また背ビレが1基しかなく、体のかなり後方に位置します。 鼻先が丸くて、正面から見ると笑っているみたい。 世界の温帯域の水深150mと、やや深い海に生息します。 成長すると全長3mに達する。 オスは1.5m、メスは2.2mで成熟。 群れで狩りをするようです。 アザラシやイルカ、他のサメを捕食します。 ▲
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| 2019-01-13 15:14
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2019年 01月 06日
![]() ノコギリザメ 学名:Pristiophorus japonicus 英名:Japanese Sawshark こどもの頃だったか、初めて名前を知った時は、 ホホジロザメの鼻先にノコギリが付いてるみたいなの想像して、 何てカッコイイ海獣みたいなサメがいるんだろう!って思ってました(笑) でも実際は、ひょろっとして貧弱(笑) 似たような姿のノコギリエイというエイの仲間もいますが、 エラ穴の位置で簡単に区別できます。 エラ穴が体のヨコにあるのがサメ、腹側にあるのがエイ。 名前のとおりに、頭の先端がノコギリみたいになっています。 エサに向かってこれをふりまわして、傷つけ弱らせて食べます。 エサとなるのは、小魚やイカ、エビカニなど。 平べったい頭の下には生物電気を感知するセンサーが多数あり 砂の中にいるエビカニ類を見つけることもできる。 40m以深の砂泥質の海底に生息し、夜行性。 体長170cmほどに成長します。 ▲
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| 2019-01-06 16:05
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2019年 01月 01日
![]() アオザメ 学名:Isurus oxyrinchus 英名:Shortfin Mako 今年のトップバッター・・・ ボクが最もサメらしいと思ってるアオザメです。 ホホジロザメは別格なのでメインに取っておきます(笑) 英名の「ショートフィン」は「短い胸ビレ」ってわかるけど、 「マコ」は女の子の名前かと思ったら・・・ マオリ語で「サメ」のことだそうです。 ちなみに「Longfin mako」という胸ビレの長い仲間もいます。 こちらは和名「バケアオザメ」 まだ詳しい生態はわかっていません。 最大で全長400cm、体重505kgになります。 平均的な成魚は、体長は320cm、体重60〜135kg。 サメ類の中でも最も高速の時速35kmで泳ぐと言われています。 気性が荒く、人に対しては危険種とされていますが、 生息域が外洋ということもあって、事故の記録は少ない。 ▲
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| 2019-01-01 17:41
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2018年 12月 30日
![]() イースタンブルーデビル 学名:Paraplesiops bleekeri 英名:Eastern Blue Devil 分布:クイーンズランド州南部沿岸からニューサウスウェールズ州モンタギュー島まで 今年の最後は豪華な魚。 オーストラリアでもとくに美しい魚です。 1/7の週のサザンブルーデビルは全身ブルー系でしたが、 イースタンは尾ビレと胸ビレが黄色、白帯が体に3〜4本と、とても豪華。 ニューサウスウェールズ州の保護魚種となっています。 河口や沿岸の岩礁の洞窟や棚の下で見つかります。 繁殖シーズンは10月、洞窟の天井に卵を産みつけます。 常に同じ洞窟内で生活しているみたい。 夜行性。 40cmほどの大きさに成長します。 ▲
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| 2018-12-30 15:46
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2018年 12月 23日
![]() レッドハンドフィッシュ 学名:Thymichthys politus 英名:Red Handfish 分布:タスマニア東部のポートアーサーからマリオン湾 サンタクロースカラーのハンドフィッシュ・・・ レッドハンドフィッシュの中でもレアな配色の個体です。 多く見られるのは赤褐色の体に赤いヒレの配色。 7/8の週のスポッテッドハンドフィッシュと同じく、 腕のように伸びた胸ビレで、泳ぐというより歩きます。 タスマニアのごく限られた地域の浅い岩礁にのみ生息します。 成長しても体長10cmほど。 ▲
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| 2018-12-23 06:24
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