
今週のカレンダー
オドベノケトプス
学名:Odobenocetops peruvianus
名前:odo-beno-cet-ops(歯の上を歩くクジラみたいなの)
なんといっても気になるのは、オスの巨大な2本の牙。
しかも右が異様に長い。
メスの牙は左右同じ大きさで小さい。
牙は、性的なディスプレイであったり、海底のエサを採るのに使われました。
見た目はセイウチみたいなんだけど、耳骨はマイルカ特有の形質。
鼻孔も背側に開いていました。
それでもかつては、クジラだと考える研究者は少なかったとか。
泳ぐときは、牙を胴体と平行にしていたでしょう。
それでも速くは泳げませんでした。
歯はなく、海底の軟体動物を食べていました。