
今週のカレンダー
ブリグモフィセター
学名:Brygmophyseter shigensis
名前:brygmo-physeter(噛むマッコウクジラ)
1988年、長野県の滋賀村で発掘。
かつては「ナガノケタス」という属名で呼ばれていました。
初期のマッコウクジラの仲間で、上下のアゴに歯を持っています。
*現在のマッコウクジラの上アゴには歯がない
右の鼻腔は小さく、頭蓋骨の上に脳油器官も持っていました。
このあたりも古代のマッコウクジラを思わせる構造ですね。
集団で積極的に大型の獲物を襲っていたようです。
別名「シガマッコウクジラ」「カミツキマッコウ」
松本市四賀化石館に全身骨格が展示されています。