今週のカレンダー
ウチワシュモクザメ
学名:Sphyrna tiburo
英名:Bonnethead
南北アメリカ大陸沿岸の温帯水域に分布。
日本では一部の水族館でしか見ることができない。
一般のシュモクザメのイメージとはちがって、両目の出っ張りは小さく、
ハンマーというよりは、シャベルや団扇のような形をしてます。
先端が丸くてかわいい(・∀・)
全長70〜100cm、小型でおとなしく、沿岸で観察しやすいそうで、
シュモクザメの中では生態研究が進んでいるのだとか・・・
水深の浅い湾内やサンゴ礁などを、15尾くらいの群れで泳ぎ、
小魚、エビカニ、タコイカを捕食。
頭部が小さくなったのは、
こうして障害物が多い沿岸に適応したためと考えられてます。
胎生。胎仔は卵黄の栄養分で子宮内で成長します。
一度に35cmほどの幼魚を4〜14尾産みます。
2001年アメリカの水族館にて、メスだけの水槽内で出産した記録があります。
軟骨魚類の中で単性生殖は、これが初めての記録だそうです。