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2019年 03月 17日

ミツクリザメ

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今週のカレンダー

ミツクリザメ
学名:Mitsukurina owstoni
英名:Goblin Shark

水深1000mより深い深海に生息。
東京湾、相模湾、駿河湾の他にも世界各地で散発的に見つかっている。

アゴが飛び出した状態の写真が多く、恐ろしい印象だけど、
ふだんアゴを引っ込めて泳いでいる時は、かなりおとなしい顔してます。
長い鼻先は角状ではなくブレード状、ロレンチニ瓶を多く備えています。
軟骨製で柔軟なので、攻撃や防御のためではなく、エサを探すセンサー。

最初に捕獲したのは、イギリスの貿易商アラン・オーストン氏で、
寄贈された三崎臨海実験所の所長が動物学者の箕作佳吉先生です。
その後1898年、新種であることが確認され、学名はこの2名に捧げられました。

最大全長は617cm。生きている時はグレーっぽいピンク。
長く鋭いトゲのような歯は、くわえた獲物を逃がさないため。
エサは主に深海性のエビカニ、タコイカ、魚類など。


by vimytaro | 2019-03-17 21:31 | おさかなイラスト


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