
プテリクティオデス
Pterichthyodes milleri
板皮上綱 胴甲目 ユンナノレピス亜目 プテリクティオデス科
デボン紀前期〜中期 体長20cm
頭と胴体を覆う装甲が高く特徴のある板皮類です。
この種類は一昨年も描いたのですが、できが悪くてボツにしたのです(笑)
今回はうまく描けました♪
板皮類の中で、今ではよく知られている種類ですが、
初めて化石が発見された時は、カメだと思われていました。
たしかに装甲板だけ見ると、カメの甲羅に見えても無理はないですね。
その後、胸びれを左右に広げた姿で発見され、
胸びれを羽に見立てて「天使魚」「翼の魚」と呼ばれるようになります。
イギリスやオーストラリアの採石場で見つかり、
湖の底で泥の中の小動物や有機物を食べていたと考えられています。
どう見てもスイスイ泳げそうな感じじゃないですもんね。