
マクロティラスピス
Macrothyraspis longilanceus
無顎上綱 ケファラスピス綱 エウガレアスピス目 エウガレアスピス科
デボン紀前期 体長13cm
中国で発掘された、頭にヘルメットをかぶった魚です。
ヘルメットから槍のような長い突起が、前と左右に伸びています。
前方の突起の付け根にある穴は、口ではなく鼻孔。
口は下側に付いています。
長い槍の役割はなんでしょうか?
エサを探すために海底の砂をかき混ぜたとか、センサーであるとか…
鼻先が伸びている魚というと、まぁだいたいそういうのが多いです(笑)
では左右に伸びる槍は何のためかというと…
センサーであること以外に、
胸ビレの代わりに泳ぐ時のバランスをとるためのものかも…
ボク(素人)の勝手な想像ですけど…
でもこれ、長すぎて泳ぎにくそうですよね。
頭の左右の大きな窓も、おそらくセンサーだと思われます。
同じような窓を持つ魚が他にも何種類か発見されています。