
イスクナカントゥス
Ischnacanthus gracilis
棘魚綱 イスクナカントゥス目 イスクナカントゥス科
シルル紀後紀ーデボン紀ー石炭紀後期 体長10cm
棘魚類はシルル紀に出現、デボン紀に最盛期となり、ペルム紀までにすべて絶滅した魚類です。
尾ビレを除いてすべてのヒレに頑丈な棘を持っていました。
ちなみに「棘魚」は「きょくぎょ」と読みます。
「トゲウオ」は現在淡水で生きているまったく別の種類です。
イスクナカントゥスは棘魚類の中でもスマートな体型をしています。
棘も細長くお上品な感じ。
アフリカを除く6大陸に分布し、
他の魚類や無脊椎動物を補食する肉食魚でした。