オルタカントゥス
学名:
Orthacanthus sp.
軟骨魚綱 板鰓亜綱 ネズミザメ上目 古代淡水鮫目 体長300cm
細長い体に長い背ビレを持つ、あまり見慣れない姿をしてますが、古生代後期に生きていた淡水棲のサメです。
サメの骨は軟骨なので化石には残りにくいのですが、オルタカントゥスの場合は完全な体全体の化石が見つかっています。
歯がV字型をしていてとても珍しく、すでに現在のサメのように古い歯と新しい歯が入れ替わるシステムを持っていました。
第1背ビレは1本の棘になっています。尻ビレが2つあり、交接に使われたのかもしれません。