アクモニスチオン
学名:
Akmonistion zangerli
軟骨魚綱 板鰓亜綱 シモリウム目 体長70cm
かつては「ステタカントゥス」の学名で知られていましたが、
2001年に「アクモニスチオン」と学名が変わった石炭紀の小型のサメです。
なんといってもおかしなのがアイロン台みたいな第1背ビレの形(笑)
英語でも「アイロン台ザメ」(ironing board shark)と呼ばれます。
この「アイロン台」は威嚇のために使われたとか、
オス同士のケンカのために使われたなどといろいろな説がありましたが、
求愛用のオスのディスプレイであるというのが今のところ有力な説であるようです。
となると、メスには「アイロン台」がないということになり、
別の種類とされている古代サメの中にメスがいるのかもしれません。
この「アイロン台」の上と頭の上は大きく変形した歯状突起で覆われて、
おろし金のようになっています。
痛そう(^^;