マテルピスキス
学名:
Materpiscis attenboroughi
板皮上綱 プティクトドゥス目 体長25-30cm
マテルピスキスは2005年、つい最近になって発見された種です。
その発見の時にへその緒と胎児の化石もいっしょに発見されました。
胎生という繁殖形態をとる脊椎動物は、
これまでは三畳紀のケイチョウサウルスという海棲爬虫類がもっとも古い例でしたが、
マテルピスキスの発見によって、胎生の記録が約2億年もさかのぼることになりました。
さらに、板皮類全体が胎生かもしれないという説まで浮上してきているようです。
ちなみに、マテルピスキスとは「母の魚」を意味します。
この発見によって命名された名前ですね。