ティクターリク
学名:
Tiktaalik roseae
硬骨魚綱 肉鰭亜綱 四肢様動物上目 体長120-270cm
陸上動物にもっとも近い魚類です。
両生類(おそらくアカントステガ)と魚類(おそらくパンデリクティス)をつなぐ存在で、
進化論的に重要な役割を果たす「ミッシング・リンク」的生物。
ただし、パンデリクティスの方が四足動物に近いという説もあります。
頭部はワニそっくりで、目は上部に付き、口はエラ近くまで大きく開き、
首のようなくびれがあり、頭を振ることができたと考えられています。
エラの他にも原始的な肺を持ち、気門が頭のてっぺんにありました。
気温が高いときに酸素が少なくなる浅瀬では有効だったと思われます。