アウストロフィルロレピス
学名:
Austrophyllolepis sp.
板皮上綱 板鰓亜綱 フィルロレピス目 体長30-40cm
頭部が平べったい骨板で覆われた甲冑魚です。
おそらく水底で生活するタイプだと思います。
ひょっとすると目はないかもしれません・・・描いちゃいましたけど(笑)
この魚の化石には、
現在のサメのような交尾器(クラスパー)の存在が確認されているそうです。
魚の繁殖行動といえば、メスが卵を水中に産み、オスが精子をかける体外受精ですが、
交尾器をもっているということは交尾をして体内受精していたということになります。
胎生であることが最近になってわかったマテルピスキスだけでなく、
板皮類全体が胎生であるかもしれないという説があるのは、このためなんですね。