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2017年 06月 18日

イガグリガニ

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今週のカレンダー

イガグリガニ
学名:Paralomis hystrix
英名:Lithodid Crab

生息深度:200〜600m 最大体長:15cm
分布:東京湾東から九州西岸

イラストの脚、1対描き忘れたわけではなく、
タラバガニと同じくヤドカリの仲間です。

イガグリみたいにトゲだらけです。
腹側にもトゲがビッシリ生えている念の入りよう(笑)

食べるとミルクのような味がするので、「ミルクガニ」とも呼ばれます。
かなり美味しいらしいのですが、体中のトゲが鋭く硬いので食べにくく、
食用に出回ることはほとんどないのだとか・・・

でも、ちょっと食べてみたい(・∀・)

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by vimytaro | 2017-06-18 14:34 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 06月 11日

ユメナマコ

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ユメナマコ
学名:Enypniastes eximia
英名:Pink Sea Cucumber

生息深度:300〜6000m 最大体長:25cm
分布:太平洋、インド洋

数年前に深海で泳ぐ赤紫色のナマコ映像をTVで見て興奮しました。
ナマコって泳げるんだ!(笑)

ナマコやヒトデはたくさんの管足を使って移動します。
その管足が変化したのがナマコの体のイボイボ(イボ足)
イボ足がさらに変化して膜でつながり、大きく動かせるヒダとなって、
ユメナマコは泳げるようになりました。

イラスト左側の丸い穴のような部分が口、
その周りにたくさんあるのが触手。
この触手で海底の有機物を口に運びます。

体はピンク色から深紅色をしていて、透明なゼラチン質。
ぐるっと回った消化管が透けて見えます。

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by vimytaro | 2017-06-11 17:53 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 05月 28日

アカチョウチンクラゲ

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今週のカレンダー

アカチョウチンクラゲ
学名:Pandea rubra
英名:Red Paper Lantern Medusa

生息深度:450〜1000m 最大体長:17cm
分布:北太平洋、北大西洋

折りたたみ式の提灯みたいに、体全体が伸び縮みします。
日本の沿岸で見つかったのが最初なので、
英名でも和名と同じ意味の名前になっています。

赤い色は深海では黒っぽくなり保護色となります。
光る生物を食べたときに、中から光が漏れないようにしているんだとか・・・
まさに「提灯」ですね・・・光らないけど(笑)

体には、ウミグモやヨコエビ、他のクラゲの幼生などが付着して、
多様な生物の成育場所としても利用されているらしいです。
深海の「赤ちょうちん」は居酒屋じゃなくて幼稚園(笑)

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by vimytaro | 2017-05-28 14:33 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 05月 14日

ヒカリジュウモンジダコ

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今週のカレンダー

ヒカリジュウモンジダコ
学名:Stauroteuthis syrtensis
英名:Glowing Sucker Octopus
   Balloon Octopod

生息深度:250〜4000m 最大外套長:11.4cm
分布:北大西洋の温帯・亜熱帯水域

頭の部分が10cmほど、脚まで入れると45cmほどの大きさとなります。

吸盤が吸い付き機能を失った代わりに発光します。
「ジュウモンジダコ」というのは深海タコのグループの名前で、
その中で吸盤が発光するタコは何種類かいて、
「ヒカリジュウモンジダコ」という和名はそれらをまとめる呼称らしいです。

発光は星が瞬くように点滅し、マリンスノーを模しているのだとか・・・
この偽マリンスノーに集まるプランクトンをエサにしているようです。
脚の間の膜をふくらませてボール状になるのは、
プランクトンを集めている姿かもしれません。
その姿から「バルーン・オクトポッド」という英名もあります。

吸盤の左右のたくさんのヒゲのようなものは触毛。
深海のタコには頭のヒレと触毛を持つものが多い。

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by vimytaro | 2017-05-14 21:36 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 05月 07日

ダイオウグソクムシ

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今週のカレンダー

ダイオウグソクムシ
学名:Bathynomus giganteus
英名:Giant Isopod

生息深度:170〜2500m 最大体長:45cm
分布:西大西洋、メキシコ湾、カリブ海

深海ファンにはすっかりおなじみ「ダイオウさま」
等脚類の中では世界最大種。
陸上のちっちゃいダンゴムシと同じ仲間です。
脚も7対でいっしょ。

でも、ダンゴムシみたいにまんまるにはなれず、
コの字に曲げるのが精一杯らしいです。
「ダイオウさま」は体がかたい(笑)

深海底でエサとなる動物の死骸を待っている、深海の掃除屋さん。

同じ属にオオグソクムシもいて、水族館でも多く展示されています。
大きさが全然ちがうのですが、見た目も少しちがいます。
丸くて太いのがダイオウグソクムシ
平べったくてスマートなのがオオグソクムシ。

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by vimytaro | 2017-05-07 22:52 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 04月 16日

クラゲダコ

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クラゲダコ
学名:Amphitretus pelagicus
英名:Telescope Octopus

生息深度:100〜2000m 最大体長:30cm
分布:太平洋・インド洋の熱帯・亜熱帯水域

タコなのに透明な体を持ち、まさに「クラゲみたいなタコ」です。
8本の腕の間には膜があり、
この膜を傘のように開閉させて、クラゲのように泳ぎます。

クラゲの仲間にも
「タコみたいなクラゲ」のタコクラゲもいるのでややこしい(笑)

体は透明なゼラチン質でできています。
ゼラチン質の体なら、それだけで浮力を得ることができ、
食べ物の少ない深海で、泳ぐことなく浮いていられるので省エネになります。

体が透明になることで、
天敵からは見つかりにくく、エサには近づきやすいのでしょうね。
海底ならまだしも海中を浮遊しているなら、隠れる場所がまったくないですから・・・

でも、目の組織だけは透明になれません。
網膜に光情報を映像として結合させるためです。
だから、クラゲダコも管状眼だけが透けて見えてます。

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by vimytaro | 2017-04-16 17:05 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 04月 09日

タカアシガニ

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今週のカレンダー

タカアシガニ
学名:Macrocheira kaempferi
英名:Japanese Giant Spider Crab

生息深度:50〜400m 最大体長:370cm
分布:日本、台湾

数字だけ見ると、世界最大のカニだけど・・・
「世界一脚が長いカニ」という方がイメージに合ってます(笑)
甲幅が46cmになるタスマニアオオガニの方が世界最大にふさわしいかも。

はさみ脚が大きくなるのはオスで、成体では脚よりも長くなります。
メスのはさみ脚は小さく、脚よりも短い。

食用になりますが、肉が水っぽくて大味と言われてます。
でも漁獲される駿河湾など地元では名物料理。
産卵期の春は禁漁。

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by vimytaro | 2017-04-09 14:16 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 03月 26日

ハープスポンジ

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ハープスポンジ
学名:Chondrocladia lyra
英名:Harp Sponge

生息深度:3316〜3399m 最大体長:60cm
分布:カリフォルニア海岸沖

深海性のカイメンの仲間。
からだの中心部から海底をはうように放射状に伸びた1〜6本の枝を基部とし、
そこから垂直に触手が何本も伸びます。
垂直の触手は末端ほどだんだんと短くなり、これがハープの弦のように見えます。

ネットでは、5本の枝で5角形の個体の画像が多く見られますけど、
個体によって枝、触手の数や大きさがちがいます。

垂直の触手はたくさんの小さな有刺フックで覆われていて、
これらがマジックテープのように働いて、
小さな甲殻類を捕らえることができるようです。

捕らえられたエサには薄い膜が張られ、ゆっくりと消化されます。

触手の先端の球状体は、生殖に関係がある部分らしいです。

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by vimytaro | 2017-03-26 12:00 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 03月 12日

メンダコ

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今週のカレンダー

メンダコ
学名:Opisthoteuthis depressa
英名:Japanese Pancake Devilfish

生息深度:200〜600m 最大体長:26cm
分布:日本近海、東シナ海

ふつうのタコの仲間とはかなり異なる姿をしています。
脚のほとんどは膜に覆われ放射状に広がっていて、脚の自由は利きません。

耳のようなヒレが胴体に付いていますが、
他の深海性のタコのように大きくはないので、
遊泳用というよりは姿勢制御や方向転換に役立つ程度。

でも、そんな寸足らずなところがかわいくて、今や深海のアイドル(笑)

人気があるので水族館で展示される機会も最近どんどん増えて、
葛西臨海水族園では昨年自然産卵、孵化にも成功しました。

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by vimytaro | 2017-03-12 06:42 | おさかなイラスト | Comments(2)
2017年 02月 12日

ピンポンツリースポンジ

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今週のカレンダー

ピンポンツリースポンジ
学名:Chondrochladia lampadiglobus
英名:Ping Pong Tree Sponge

生息深度:2600〜3000m 最大体長:50cm
分布:東太平洋、モントレー湾

映画「アバター」の惑星パンドラの植物みたいに神秘的だけど、
現在の地球の深海性の海綿動物です。

「スポンジ」は、昔は海綿動物を加工したものを使っていたので、
もともとは海綿動物のことを呼びます。

本体を支える「幹」の部分が50cmほどになるのであって、
丸いスポンジ本体は3〜5mmほどの小さなものです。

丸い本体を支える「枝」が発光して、獲物をおびき寄せます。
球体に触れた獲物は捕らえられ、消化吸収されます。

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by vimytaro | 2017-02-12 13:49 | おさかなイラスト | Comments(0)