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2017年 12月 31日

オウムガイ

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今週のカレンダー

オウムガイ
学名:Nautilus pompilius
英名:Chambered Nautilus

生息深度:60〜750m 最大体長:22.2cm
分布:アンダマン諸島からフィリピン・オーストラリア・フィジー

貝の仲間ではなく、殻に入ったイカやタコの仲間。
水深が800mを超える深さでは殻が水圧に耐えられない。
アンモナイトよりも古く、祖先は5億年ほど前に誕生し、
現在までほとんど進化していません。

エサを捕食するための触手は10本どころか、90本ほどもあります。
死んだ魚介類や脱皮した殻などを食べます。

イカやタコと同じく、漏斗から水を噴き出して推進力にします。
スミを吐いたりはしません。

殻の生成に時間がかかり成長が遅いため、
寿命が長く10〜20年近くもあります。
これは、殻を完全に退化させて成長速度を速めるように進化したイカやタコとは対照的。

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by vimytaro | 2017-12-31 11:59 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 12月 17日

ユウレイイカ

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今週のカレンダー

ユウレイイカ 
学名:Chiroteuthis picteti

生息深度:200〜600m 最大体長:37cm
分布:西インド洋、インドネシア

深海でエサを待ち構える姿勢が特徴的・・・
背中から数えて4番目の腕が大きく発達し、
この腕の膜に沿って触腕を下に垂らすように伸ばします。

触腕はとても長くたくさんの小さな吸盤が付いています。
吸盤もそれぞれ細長い柄で支えられていて、
見た目は長ーーーい歯ブラシみたい。

この小さな吸盤にくっついた小さな生物を
ちまちまと食べているようです。

体は細長くほとんど透明。
眼の腹側と肝臓、第4腕、触腕の先端に発光器を持ちます。

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by vimytaro | 2017-12-17 21:14 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 11月 12日

ダンボオクトパス

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今週のカレンダー

ダンボオクトパス
学名:Grimpoteuthis bathynectes
英名:Dumbo Octopus
   Finned Octopus

生息深度:3932m 最大体長:5.8cm
分布:北太平洋オレゴン州沖のタフツ、カスカディア深海平原

ダンボオクトパスというのはGrimpoteuthis属の通称です。
広くは耳の大きなタコをまとめて呼んでいる場合もあるみたいです。

ネットで調べたところ、Grimpoteuthis属は14種類ほど・・・
この種類だけ、キレイな動画を見つけることができたので、
今回のイラストに描くことができました。

普通のタコは1本の腕に2列の吸盤が付いているけど、
ダンボオクトパスは1列。
あ、そういえば、ヒカリジュウモンジダコも1列だったかも・・・
メンダコは2列です。
ジュウモンジダコの仲間は1列なんですかねー?

深海底で生活し、甲殻類、貝類、ゴカイ類、カイアシ類を食べます。

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by vimytaro | 2017-11-12 20:51 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 10月 22日

ベニマンジュウクラゲ

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今週のカレンダー

ベニマンジュウクラゲ
学名:Periphyllopsis braueri

生息深度:700〜1000m 最大体長:20cm
分布:太平洋

今回描き下ろしたイラストの中で、
もっとも禍々しいのがコレ(笑)
ちょうどハロウィーンも近いのでふさわしいかも(・∀・)

他のクラゲと同じように傘を広げたり閉じたりして泳ぐのだけど、
てっぺんが丸いので、傘を閉じると「まんじゅう」のようにまん丸。

傘の縁には24枚の大きな縁弁があり、
アナログカメラの絞りのように重なっている。

このクラゲも生物発光するようです。

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by vimytaro | 2017-10-22 21:15 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 10月 08日

ミズヒキイカ

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今週のカレンダー

ミズヒキイカ
学名:Magnapinna pacifica
英名:Bigfin Squid

生息深度:1930〜4735m 最大体長:700cm
分布:太平洋

2007年に、異常に長い腕で海底上に立ち上がっている姿が撮影されました。
大きなヒレがまるで頭のように見えて、さながらエイリアンのようです。

体の90%を占める途方もなく長い腕には、
途中に関節があるかのように折れ曲がります。
この「関節」から先は、腕の先端が細く糸のように伸びたもので、
この部分にも小さな吸盤がびっしり付いています。

触腕は第四腕の溝に沿って伸ばしたり縮めたりしますが、
他の腕と同じように糸状。

腕を横に広げた姿勢をとるのは、
腕同士が絡まないようにするためと考えられています。

8本の糸状の腕を海底上に垂らして、
小さな獲物を貼り付けて捕まえているようです。
まるで昔の「ハエ取り紙」みたいですね。
・・・といっても、もう知らない人の方が多いかも(^_^;)

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by vimytaro | 2017-10-08 22:11 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 09月 10日

クロカムリクラゲ

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今週のカレンダー

クロカムリクラゲ
学名:Periphylla periphylla
英名:Helmet Jelly
   Duncecap Jelly

生息深度:0〜5316m 最大体長:30cm
分布:南極、ノルウェーのフィヨルド、地中海、世界中の深海

先日のNHKの「DEEP OCEAN」でも出てきましたが、
何かの刺激を受けると、傘の表面に青い粉をまぶしたように発光します。

傘の内側が黒いことが、この名前の由来です。
この黒い色は、光に強く反応する色素が主成分だとか・・・

普通は深海に生息するクロカムリクラゲですが、
ノルウェーのフィヨルドでは比較的浅い水深で大発生して、
漁業の網にたくさんかかってしまうほどだそうです。

クラゲといえば、傘の下に触手が伸びているのがよく見る姿ですが、
クロカムリクラゲは傘の上に触手を伸ばしている状態が定位置。

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by vimytaro | 2017-09-10 14:07 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 09月 03日

カンテンダコ

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今週のカレンダー

カンテンダコ
学名:Haliphron atlanticus
英名:Seven-arm Octopus

生息深度:0〜6787m 最大体長:200cm
分布:熱帯・亜熱帯水域

英名が「7本腕のタコ」・・・なんか海賊みたいでカッコイイ(違)

オスの腕の1本が交接腕となっていて、
ふだんはポケットの中に収納されて、外から見えないからだそうです。
この交接腕はメスに精子の入った袋を渡すのに使用します。
メスにはふつうに8本の腕があります

メスのほうが体が大きく、全長400cmと推測される標本もあるとか・・・
オスははるかに小さく30cmほど。

和名にあるように体は「寒天」のようにプヨプヨしています。
標本写真はどれもかなり損傷していて、グロい感じ(^_^;)

吸盤の付き方がけっこうまばらな感じがします。

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by vimytaro | 2017-09-03 16:56 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 08月 27日

オオグチボヤ

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今週のカレンダー

オオグチボヤ
学名:Megalodicopia hians
英名:Predatory Tunicate
   Megabyte Sea Squirt

生息深度:250〜5500m 最大体長:13cm
分布:北太平洋、南極

見たまんまの和名で笑っちゃいます。
「大笑い」しているようにも見えるので、
「オオワライボヤ」と言ってしまうこともあったり(笑)

ホヤの仲間なので、
エサと海水を取り込む入水孔と、出口となる出水孔を持ちます。
大きな口に見えるのが入水孔。
出水孔は後頭部てっぺんに見える出っぱりです。
本体の下に柄があり、これで硬い岩肌などに付着します。

富山湾の水深700〜900mに巨大なコロニーがあります。

普通のホヤは、鰓の繊毛を動かして水流を作り、
水中の微小藻類などのエサを入水孔から取り込むことができるのだけど、
オオグチボヤには繊毛がありません。
その代わりに、大きな入水孔を持ち、海底の流れの方向に口を開いて、
流れ込んでくるものを無差別に飲み込んでいるのだそうです。

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by vimytaro | 2017-08-27 19:47 | おさかなイラスト | Comments(2)
2017年 08月 13日

ダイオウクラゲ

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今週のカレンダー

ダイオウクラゲ
学名:Stygiomedusa gigantea

生息深度:300〜2000m 最大体長:600cm
分布:北極をのぞく世界中の海

先日の「NHKスペシャル」南極の深海にも出てきました。
ボクも昨年の千葉中央博物館の展示で初めて知ったばかり(^_^;)
なんて禍々しいクラゲなんでしょうか!

無脊椎動物の中では最大級です。
まさに「ダイオウ」ですね。
深海には大王様がたくさん棲んでいますね(笑)

初めて発見されたのは1910年と、100年も前のことなんですが、
今までに目撃情報はほんのちょっとしかないようです。

触手は4本しかありませんが、長さが6mにも伸びます。
着物の帯のように幅広で布状。
ふつうのクラゲのような毒針は持たず、
この長い触手でエサを包み込んで捕まえているようです。

傘の縁にズラッと並ぶ白い点は、おそらくクラゲの目かな?
「眼点」といって、人間の目みたいに発達はしてないけど、
これで明暗を判断することができるようです。

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by vimytaro | 2017-08-13 20:17 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 07月 30日

コウモリダコ

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今週のカレンダー

コウモリダコ
学名:Vampyroteuthis infernalis
英名:Vampire Squid

生息深度:600〜1200m 最大体長:13cm(外套長)全身では28cm
分布:世界中の熱帯・亜熱帯水域

学名の意味は「地獄の吸血イカ」
発見当初はイカだと考えられていたようですが、
それにしても禍々しい名前が付けられたものです(^_^;)

そして、現在では「タコ」と名前が付いていますが、
イカでもタコでもなく、2種が分化する前の共通の祖先として、
コウモリダコ目という1種類だけの独立した目となっています。

他の生きものを襲って血を吸うわけではなく、
主食はマリンスノー(プランクトンの遺骸や排出物)
触手が変化したフィラメントという特殊器官を使って集めます。

ヒレのつけ根には4つの青く光る発光器を持ちます。
目もとてもキレイな青色。

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by vimytaro | 2017-07-30 22:14 | おさかなイラスト | Comments(0)