タグ:深海生物 ( 22 ) タグの人気記事


2017年 04月 16日

クラゲダコ

f0292806_17045527.jpg
クラゲダコ
学名:Amphitretus pelagicus
英名:Telescope Octopus

生息深度:100〜2000m 最大体長:30cm
分布:太平洋・インド洋の熱帯・亜熱帯水域

タコなのに透明な体を持ち、まさに「クラゲみたいなタコ」です。
8本の腕の間には膜があり、
この膜を傘のように開閉させて、クラゲのように泳ぎます。

クラゲの仲間にも
「タコみたいなクラゲ」のタコクラゲもいるのでややこしい(笑)

体は透明なゼラチン質でできています。
ゼラチン質の体なら、それだけで浮力を得ることができ、
食べ物の少ない深海で、泳ぐことなく浮いていられるので省エネになります。

体が透明になることで、
天敵からは見つかりにくく、エサには近づきやすいのでしょうね。
海底ならまだしも海中を浮遊しているなら、隠れる場所がまったくないですから・・・

でも、目の組織だけは透明になれません。
網膜に光情報を映像として結合させるためです。
だから、クラゲダコも管状眼だけが透けて見えてます。

[PR]

by vimytaro | 2017-04-16 17:05 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 04月 09日

タカアシガニ

f0292806_14152357.jpg
今週のカレンダー

タカアシガニ
学名:Macrocheira kaempferi
英名:Japanese Giant Spider Crab

生息深度:50〜400m 最大体長:370cm
分布:日本、台湾

数字だけ見ると、世界最大のカニだけど・・・
「世界一脚が長いカニ」という方がイメージに合ってます(笑)
甲幅が46cmになるタスマニアオオガニの方が世界最大にふさわしいかも。

はさみ脚が大きくなるのはオスで、成体では脚よりも長くなります。
メスのはさみ脚は小さく、脚よりも短い。

食用になりますが、肉が水っぽくて大味と言われてます。
でも漁獲される駿河湾など地元では名物料理。
産卵期の春は禁漁。

[PR]

by vimytaro | 2017-04-09 14:16 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 03月 26日

ハープスポンジ

f0292806_11592227.jpg
ハープスポンジ
学名:Chondrocladia lyra
英名:Harp Sponge

生息深度:3316〜3399m 最大体長:60cm
分布:カリフォルニア海岸沖

深海性のカイメンの仲間。
からだの中心部から海底をはうように放射状に伸びた1〜6本の枝を基部とし、
そこから垂直に触手が何本も伸びます。
垂直の触手は末端ほどだんだんと短くなり、これがハープの弦のように見えます。

ネットでは、5本の枝で5角形の個体の画像が多く見られますけど、
個体によって枝、触手の数や大きさがちがいます。

垂直の触手はたくさんの小さな有刺フックで覆われていて、
これらがマジックテープのように働いて、
小さな甲殻類を捕らえることができるようです。

捕らえられたエサには薄い膜が張られ、ゆっくりと消化されます。

触手の先端の球状体は、生殖に関係がある部分らしいです。

[PR]

by vimytaro | 2017-03-26 12:00 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 03月 12日

メンダコ

f0292806_06410355.jpg
今週のカレンダー

メンダコ
学名:Opisthoteuthis depressa
英名:Japanese Pancake Devilfish

生息深度:200〜600m 最大体長:26cm
分布:日本近海、東シナ海

ふつうのタコの仲間とはかなり異なる姿をしています。
脚のほとんどは膜に覆われ放射状に広がっていて、脚の自由は利きません。

耳のようなヒレが胴体に付いていますが、
他の深海性のタコのように大きくはないので、
遊泳用というよりは姿勢制御や方向転換に役立つ程度。

でも、そんな寸足らずなところがかわいくて、今や深海のアイドル(笑)

人気があるので水族館で展示される機会も最近どんどん増えて、
葛西臨海水族園では昨年自然産卵、孵化にも成功しました。

[PR]

by vimytaro | 2017-03-12 06:42 | おさかなイラスト | Comments(2)
2017年 02月 12日

ピンポンツリースポンジ

f0292806_13481035.jpg
今週のカレンダー

ピンポンツリースポンジ
学名:Chondrochladia lampadiglobus
英名:Ping Pong Tree Sponge

生息深度:2600〜3000m 最大体長:50cm
分布:東太平洋、モントレー湾

映画「アバター」の惑星パンドラの植物みたいに神秘的だけど、
現在の地球の深海性の海綿動物です。

「スポンジ」は、昔は海綿動物を加工したものを使っていたので、
もともとは海綿動物のことを呼びます。

本体を支える「幹」の部分が50cmほどになるのであって、
丸いスポンジ本体は3〜5mmほどの小さなものです。

丸い本体を支える「枝」が発光して、獲物をおびき寄せます。
球体に触れた獲物は捕らえられ、消化吸収されます。

[PR]

by vimytaro | 2017-02-12 13:49 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 01月 29日

クロテングギンザメ

f0292806_15595042.jpg
今週のカレンダー

クロテングギンザメ
学名:Rhinochimaera africana
英名:Paddlenose Chimaera

生息深度:549〜1450m 最大体長:81.8cm
分布:南アフリカ、モザンビーク海峡

吻が剣のように突き出して、前部は平べったくなっています。
「テング」の名前はこの長い吻に由来します。
黒褐色をしていて、テングギンザメとはこの体色で区別されます。

日本近海での捕獲も稀にあるようです。
テングギンザメの仲間は全部で8種。
そのうち日本近海に生息するのはテングギンザメとアズマギンザメ、
そしてクロテングギンザメの3種です。

[PR]

by vimytaro | 2017-01-29 16:00 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 01月 22日

コトクラゲ

f0292806_17012346.jpg
今週のカレンダー

コトクラゲ
学名:Lyrocteis imperatoris
英名:Comb Jelly

生息深度:70〜230m 最大体長:10〜14cm
分布:インド洋、西太平洋

「クラゲ」と名前は付いているけど遊泳力はなく、
海底などで固着生活をするクシクラゲの仲間です。
竪琴のような形をしているので「こと」クラゲと呼ばれます。

1941年にクラゲの研究で著名だった昭和天皇が相模湾で採取され、
それにちなんで学名に皇帝の意味の「imperatoris」が付いています。

2本の腕状部から触手を伸ばしてプランクトンを捕獲します。

[PR]

by vimytaro | 2017-01-22 17:02 | おさかなイラスト | Comments(2)
2017年 01月 09日

ゴマフホウズキイカ

f0292806_18434875.jpg
今週のカレンダー

ゴマフホウズキイカ
学名:Helicocranchia pfefferi
英名:Banded Piglet Squid

生息深度:200〜600m 最大体長:10cm
分布:世界中の温帯水域

英名の「ピグレット」は「子豚」の意味です。
「クマのプーさん」に登場するあのキャラと同じ。

ゴマフホウズキイカの特徴は漏斗が異常に大きいこと・・・
イラストで口のように見える部分が漏斗です。
イカの漏斗は頭の後、腹側に付いているものだけど、
この子は漏斗が大きすぎて、腕が上に押し上げられている状態。
それが、なんだか子豚の顔みたいに見えるのでしょうね(笑)

目の後ろと体の中に発光器官を持ちます。

[PR]

by vimytaro | 2017-01-09 18:50 | おさかなイラスト | Comments(0)
2016年 12月 15日

2017深海生物カレンダー通販開始

f0292806_13545289.jpg
たいへんお待たせいたしました(^_^;)スミマセン!

2017深海生物カレンダーの通販を始めました。


「Sea Shell便」さんでも
取り扱っていただいております。

通販ではありませんが、
アクアマリンふくしまさんでも
ミュージアムショップで販売していただいております♪

よろしくお願いします。

[PR]

by vimytaro | 2016-12-15 14:13 | おさかなグッズ | Comments(4)
2016年 09月 13日

深海生物カレンダー サンプル4

f0292806_10314790.jpg
ヨロイザメ Dalatias licha / Kitefin Shark(Seal Shark)

すでにラブカを描いていて・・・
他の深海ザメにオンデンザメとオロシザメを考えていたのですが、

ネットで調べているうちに、ヨロイザメもなんだか人気あるみたいなので、
カグラザメも加えて、twitterで人気投票してもらいました。

結果・・・投票数138票
 1位30% ヨロイザメ
 2位28%オンデンザメ
 3位27%カグラザメ
 4位15%オロシザメ
  …という結果になりましたので、
カレンダーに描くのは、ヨロイザメとオンデンザメとなりました。

オロシザメはまだまだ認知度低いのかなー?

投票ありがとうございました。
たいへん参考になりました(*^-^*)


[PR]

by vimytaro | 2016-09-13 18:35 | おさかなイラスト | Comments(0)