タグ:カレンダー ( 70 ) タグの人気記事


2017年 09月 17日

ヒカリデメニギス

f0292806_18173548.jpg
今週のカレンダー

ヒカリデメニギス
学名:Monacoa grimaldii
英名:Mirrorbelly

生息深度:300〜800m 最大体長:10.5cm
分布:世界中の熱帯〜温帯水域

デメニギスと同じように上向きの目を持ちますが、
同じように前向きに動かせるかどうかは不明。
生態写真はないのですけど、
やはり同じような透明な頭なのかなと思い、イラストにも描きました。

お腹が平らで、まるでサーフボードに乗ってるみたいな構造です。
しかも、このサーフボード下面が光ります。
下から見たときに自分のシルエットを完全に隠すためで、
そのために頭の下まで発光器が張り出しているのだとか・・・
進化ってすごい・・・というか、行き当たりばったり的でもありますね(笑)

肛門に棲んでいる発光バクテリアの光が、腹部の透明な組織全体に伝わって、
ぼんやりと光るのだそうです。

腹部発光器の黒班の範囲によって、
ハイイロヒカリデメニギスとクロヒカリデメニギスと区別されます。

おちょぼ口でクダクラゲなどの触手をついばんで食べているようです。

[PR]

by vimytaro | 2017-09-17 18:18 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 09月 10日

クロカムリクラゲ

f0292806_14065509.jpg
今週のカレンダー

クロカムリクラゲ
学名:Periphylla periphylla
英名:Helmet Jelly
   Duncecap Jelly

生息深度:0〜5316m 最大体長:30cm
分布:南極、ノルウェーのフィヨルド、地中海、世界中の深海

先日のNHKの「DEEP OCEAN」でも出てきましたが、
何かの刺激を受けると、傘の表面に青い粉をまぶしたように発光します。

傘の内側が黒いことが、この名前の由来です。
この黒い色は、光に強く反応する色素が主成分だとか・・・

普通は深海に生息するクロカムリクラゲですが、
ノルウェーのフィヨルドでは比較的浅い水深で大発生して、
漁業の網にたくさんかかってしまうほどだそうです。

クラゲといえば、傘の下に触手が伸びているのがよく見る姿ですが、
クロカムリクラゲは傘の上に触手を伸ばしている状態が定位置。

[PR]

by vimytaro | 2017-09-10 14:07 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 09月 03日

カンテンダコ

f0292806_16550383.jpg
今週のカレンダー

カンテンダコ
学名:Haliphron atlanticus
英名:Seven-arm Octopus

生息深度:0〜6787m 最大体長:200cm
分布:熱帯・亜熱帯水域

英名が「7本腕のタコ」・・・なんか海賊みたいでカッコイイ(違)

オスの腕の1本が交接腕となっていて、
ふだんはポケットの中に収納されて、外から見えないからだそうです。
この交接腕はメスに精子の入った袋を渡すのに使用します。
メスにはふつうに8本の腕があります

メスのほうが体が大きく、全長400cmと推測される標本もあるとか・・・
オスははるかに小さく30cmほど。

和名にあるように体は「寒天」のようにプヨプヨしています。
標本写真はどれもかなり損傷していて、グロい感じ(^_^;)

吸盤の付き方がけっこうまばらな感じがします。

[PR]

by vimytaro | 2017-09-03 16:56 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 08月 27日

オオグチボヤ

f0292806_19455510.jpg
今週のカレンダー

オオグチボヤ
学名:Megalodicopia hians
英名:Predatory Tunicate
   Megabyte Sea Squirt

生息深度:250〜5500m 最大体長:13cm
分布:北太平洋、南極

見たまんまの和名で笑っちゃいます。
「大笑い」しているようにも見えるので、
「オオワライボヤ」と言ってしまうこともあったり(笑)

ホヤの仲間なので、
エサと海水を取り込む入水孔と、出口となる出水孔を持ちます。
大きな口に見えるのが入水孔。
出水孔は後頭部てっぺんに見える出っぱりです。
本体の下に柄があり、これで硬い岩肌などに付着します。

富山湾の水深700〜900mに巨大なコロニーがあります。

普通のホヤは、鰓の繊毛を動かして水流を作り、
水中の微小藻類などのエサを入水孔から取り込むことができるのだけど、
オオグチボヤには繊毛がありません。
その代わりに、大きな入水孔を持ち、海底の流れの方向に口を開いて、
流れ込んでくるものを無差別に飲み込んでいるのだそうです。

[PR]

by vimytaro | 2017-08-27 19:47 | おさかなイラスト | Comments(2)
2017年 08月 20日

ティラノフリネ・プグナクス

f0292806_10581028.jpg
今週のカレンダー

ティラノフリネ・プグナクス
学名:Tyrannophryne pugnax

生息深度:400〜2100m 最大体長:5cm
分布:タヒチ島〜クック諸島ラロトンガ島近海、ビキニ環礁北西海域

あんまり資料がなかったんですが、
とっても個性的なチョウチンアンコウだったのでチョイス。

深海エソの仲間みたいな大口の見た目で、
ティラノサウルスと同じ「暴君」の意味の「ティラノ」が、
学名に付いています。

でも大きさ5cmじゃ、カプッって指に噛みつく程度(笑)
体長1mくらいのがいたらいいなぁ・・・( ´▽`)

まだ、標本が2つしかないみたいなので、
体長の数値は今後修正されるでしょうね。

[PR]

by vimytaro | 2017-08-20 10:58 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 08月 13日

ダイオウクラゲ

f0292806_03173612.jpg
今週のカレンダー

ダイオウクラゲ
学名:Stygiomedusa gigantea

生息深度:300〜2000m 最大体長:600cm
分布:北極をのぞく世界中の海

先日の「NHKスペシャル」南極の深海にも出てきました。
ボクも昨年の千葉中央博物館の展示で初めて知ったばかり(^_^;)
なんて禍々しいクラゲなんでしょうか!

無脊椎動物の中では最大級です。
まさに「ダイオウ」ですね。
深海には大王様がたくさん棲んでいますね(笑)

初めて発見されたのは1910年と、100年も前のことなんですが、
今までに目撃情報はほんのちょっとしかないようです。

触手は4本しかありませんが、長さが6mにも伸びます。
着物の帯のように幅広で布状。
ふつうのクラゲのような毒針は持たず、
この長い触手でエサを包み込んで捕まえているようです。

傘の縁にズラッと並ぶ白い点は、おそらくクラゲの目かな?
「眼点」といって、人間の目みたいに発達はしてないけど、
これで明暗を判断することができるようです。

[PR]

by vimytaro | 2017-08-13 20:17 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 08月 06日

バケアシロ

f0292806_01344887.jpg
今週のカレンダー

バケアシロ
学名:Typhlonus nasus
英名:Faceless Cusk

生息深度:3933〜5150m 最大体長:46cm
分布:インド洋・太平洋の深海平原
英名:Faceless Cusk

今年の6月にオーストラリアで新たな個体が採集されたようで、
最大体長は46cmとなりました。
「カオナシアシロ」という意味の英名も付きました。
ちなみに学名の意味も「盲目の鼻」

名前が似ている「バケダラ」と似た姿をしていますが、
こちらは目がありません。
イラストの鼻先の黒い2つの点は鼻孔です。

標本の写真をネット検索で見ることができますが、
白っぽくてホントにリアルなオバケみたいですよ(笑)

頭の真下に下前方に飛び出す口があり、
海底の小さな甲殻類を食べているようです。

[PR]

by vimytaro | 2017-08-06 21:34 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 07月 30日

コウモリダコ

f0292806_22143770.jpg
今週のカレンダー

コウモリダコ
学名:Vampyroteuthis infernalis
英名:Vampire Squid

生息深度:600〜1200m 最大体長:13cm(外套長)全身では28cm
分布:世界中の熱帯・亜熱帯水域

学名の意味は「地獄の吸血イカ」
発見当初はイカだと考えられていたようですが、
それにしても禍々しい名前が付けられたものです(^_^;)

そして、現在では「タコ」と名前が付いていますが、
イカでもタコでもなく、2種が分化する前の共通の祖先として、
コウモリダコ目という1種類だけの独立した目となっています。

他の生きものを襲って血を吸うわけではなく、
主食はマリンスノー(プランクトンの遺骸や排出物)
触手が変化したフィラメントという特殊器官を使って集めます。

ヒレのつけ根には4つの青く光る発光器を持ちます。
目もとてもキレイな青色。

[PR]

by vimytaro | 2017-07-30 22:14 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 07月 23日

ハッポウクラゲ

f0292806_15441666.jpg
ハッポウクラゲ
学名:Aeginura grimaldii

生息深度:660〜1168m 最大体長:4.5cm
分布:大西洋、北極海

「ハッポウ」という名前のとおり、
傘から8本の触手が伸びる深海性の小振りなクラゲ。

濃い赤い体色は、深海では目立ちにくい色です。
補食した獲物が胃の中で発光しても、敵からみつかりにくくなります。
そこまで慎重でないと深海では生活できないんですねー

触手は通常は体の横方向にまっすぐ伸びます。
泳ぐときは傘の縁を丸めたり伸ばしたりしながら・・・

[PR]

by vimytaro | 2017-07-23 21:42 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 07月 16日

ホソワニトカゲギス

f0292806_19112654.jpg
今週のカレンダー

ホソワニトカゲギス
学名:Stomias longibarbatus
英名:Longbarb Scaly Dragonfish

生息深度:400〜1463m 最大体長:43cm
分布:ポルトガルから南アフリカのコンゴまで、メキシコ湾、日本、オーストラリア、ニュージーランド、インド洋

現存する深海のドラゴンです。
大きさはせいぜい43cmで、薄くてペラペラですけど・・・(^_^;)

ワニトカゲギスの仲間にはいろんなのがいるけど、
とにかく体が長いのが、このホソワニトカゲギスです。
アゴから伸びるバーベル(発光器)も体長の半分に届きそうな長さ。

体は虹色光沢のシルバーのようで、ブロンズ色に光る発光器・・・
生きているところを見ることができたらキレイでしょうね♪

[PR]

by vimytaro | 2017-07-16 19:09 | おさかなイラスト | Comments(0)