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2017年 10月 15日

ユメソコグツ

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今週のカレンダー

ユメソコグツ
学名:Coelophrys brevicaudata

生息深度:700〜1140m 最大体長:10cm
分布:日本、フィリピン、インドネシア

アカグツ科ソコグツ属です。
アカグツといえば、知っている人も多いと思いますが・・・
そのアカグツの仲間で、
もっと深い海の底に棲んでいるから「ソコグツ」なのかな?(笑)

一見ハコフグみたいな箱形の体型。
アカグツと同じように、胸ビレは体の後方に付きます。
体中が小さなトゲで覆われています。
トゲがない線状部分は感覚器官。

目と目の間にあるのは、巨大なイリシウム。
チョウチンアンコウのチョウチンにあたります。
これを出し入れできるのかどうかは動画がなくて不明。

標本が少なくて、未だ謎だらけ(^_^;)
イラストも想像で描いている部分が多いです。

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by vimytaro | 2017-10-15 22:52 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 10月 08日

ミズヒキイカ

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今週のカレンダー

ミズヒキイカ
学名:Magnapinna pacifica
英名:Bigfin Squid

生息深度:1930〜4735m 最大体長:700cm
分布:太平洋

2007年に、異常に長い腕で海底上に立ち上がっている姿が撮影されました。
大きなヒレがまるで頭のように見えて、さながらエイリアンのようです。

体の90%を占める途方もなく長い腕には、
途中に関節があるかのように折れ曲がります。
この「関節」から先は、腕の先端が細く糸のように伸びたもので、
この部分にも小さな吸盤がびっしり付いています。

触腕は第四腕の溝に沿って伸ばしたり縮めたりしますが、
他の腕と同じように糸状。

腕を横に広げた姿勢をとるのは、
腕同士が絡まないようにするためと考えられています。

8本の糸状の腕を海底上に垂らして、
小さな獲物を貼り付けて捕まえているようです。
まるで昔の「ハエ取り紙」みたいですね。
・・・といっても、もう知らない人の方が多いかも(^_^;)

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by vimytaro | 2017-10-08 22:11 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 10月 01日

クロアンコウ

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今週のカレンダー

クロアンコウ(ペリカンアンコウモドキ)
学名:Melanocetus murrayi
英名:Black Seadevil
   Murray's Abyssal Anglerfish

生息深度:1000〜2500m 最大体長:12cm
分布:世界中の海の熱帯〜温帯水域

背中が盛り上がっている姿から、
かつては「セムシクロアンコウ」と呼ばれていましたが、
2007年に差別魚名とされて「クロアンコウ」に改名。
その後いつのまにか「ペリカンアンコウモドキ」とい標準和名になっています。

イラストはメス。
オスは2cmくらいと小さく、この種類はメスに寄生しません。

長い牙状の歯は、後ろには倒れるけど前には倒れないしくみ。
この仕組みのおかげで、噛みつかれた獲物は逃げられません。
歯が倒れるから口も閉じられるのでしょうね?
・・・口閉じてる写真って見たことないけど(笑)

胃と腹部が大きくふくらむので、
自分の倍以上もある獲物を飲み込むことができます。
・・・でもときどき食べ過ぎで?お腹が裂けてる標本も見ます(^_^;)

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by vimytaro | 2017-10-01 18:43 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 09月 24日

マルギンガエソ

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今週のカレンダー

マルギンガエソ
学名:Bathophilus brevis

生息深度:75〜1650m 最大体長:5.5cm
分布:大西洋、東太平洋

深海魚というと、やせ細っているイメージがあるんだけど、
マルギンガエソは普通に丸々とした魚型でおいしそう(笑)

さらに変なのは、胸ビレの位置。
背中から生えてるヒレがあるけど、これが胸ビレ。
えら蓋の下にあるのは腹ビレです。

体中に小さなスミレ色の発光器が散在します。
体の後ろの方にぼんやり光る発光紋。
目の後ろの発光器は明るい緑色だそうです。

体にうろこはなく、体色はこげ茶っぽい黒色、
生きている間はブロンズ色の光沢があります。

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by vimytaro | 2017-09-24 22:46 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 09月 17日

ヒカリデメニギス

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今週のカレンダー

ヒカリデメニギス
学名:Monacoa grimaldii
英名:Mirrorbelly

生息深度:300〜800m 最大体長:10.5cm
分布:世界中の熱帯〜温帯水域

デメニギスと同じように上向きの目を持ちますが、
同じように前向きに動かせるかどうかは不明。
生態写真はないのですけど、
やはり同じような透明な頭なのかなと思い、イラストにも描きました。

お腹が平らで、まるでサーフボードに乗ってるみたいな構造です。
しかも、このサーフボード下面が光ります。
下から見たときに自分のシルエットを完全に隠すためで、
そのために頭の下まで発光器が張り出しているのだとか・・・
進化ってすごい・・・というか、行き当たりばったり的でもありますね(笑)

肛門に棲んでいる発光バクテリアの光が、腹部の透明な組織全体に伝わって、
ぼんやりと光るのだそうです。

腹部発光器の黒班の範囲によって、
ハイイロヒカリデメニギスとクロヒカリデメニギスと区別されます。

おちょぼ口でクダクラゲなどの触手をついばんで食べているようです。

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by vimytaro | 2017-09-17 18:18 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 09月 10日

クロカムリクラゲ

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今週のカレンダー

クロカムリクラゲ
学名:Periphylla periphylla
英名:Helmet Jelly
   Duncecap Jelly

生息深度:0〜5316m 最大体長:30cm
分布:南極、ノルウェーのフィヨルド、地中海、世界中の深海

先日のNHKの「DEEP OCEAN」でも出てきましたが、
何かの刺激を受けると、傘の表面に青い粉をまぶしたように発光します。

傘の内側が黒いことが、この名前の由来です。
この黒い色は、光に強く反応する色素が主成分だとか・・・

普通は深海に生息するクロカムリクラゲですが、
ノルウェーのフィヨルドでは比較的浅い水深で大発生して、
漁業の網にたくさんかかってしまうほどだそうです。

クラゲといえば、傘の下に触手が伸びているのがよく見る姿ですが、
クロカムリクラゲは傘の上に触手を伸ばしている状態が定位置。

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by vimytaro | 2017-09-10 14:07 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 09月 03日

カンテンダコ

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今週のカレンダー

カンテンダコ
学名:Haliphron atlanticus
英名:Seven-arm Octopus

生息深度:0〜6787m 最大体長:200cm
分布:熱帯・亜熱帯水域

英名が「7本腕のタコ」・・・なんか海賊みたいでカッコイイ(違)

オスの腕の1本が交接腕となっていて、
ふだんはポケットの中に収納されて、外から見えないからだそうです。
この交接腕はメスに精子の入った袋を渡すのに使用します。
メスにはふつうに8本の腕があります

メスのほうが体が大きく、全長400cmと推測される標本もあるとか・・・
オスははるかに小さく30cmほど。

和名にあるように体は「寒天」のようにプヨプヨしています。
標本写真はどれもかなり損傷していて、グロい感じ(^_^;)

吸盤の付き方がけっこうまばらな感じがします。

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by vimytaro | 2017-09-03 16:56 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 08月 27日

オオグチボヤ

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今週のカレンダー

オオグチボヤ
学名:Megalodicopia hians
英名:Predatory Tunicate
   Megabyte Sea Squirt

生息深度:250〜5500m 最大体長:13cm
分布:北太平洋、南極

見たまんまの和名で笑っちゃいます。
「大笑い」しているようにも見えるので、
「オオワライボヤ」と言ってしまうこともあったり(笑)

ホヤの仲間なので、
エサと海水を取り込む入水孔と、出口となる出水孔を持ちます。
大きな口に見えるのが入水孔。
出水孔は後頭部てっぺんに見える出っぱりです。
本体の下に柄があり、これで硬い岩肌などに付着します。

富山湾の水深700〜900mに巨大なコロニーがあります。

普通のホヤは、鰓の繊毛を動かして水流を作り、
水中の微小藻類などのエサを入水孔から取り込むことができるのだけど、
オオグチボヤには繊毛がありません。
その代わりに、大きな入水孔を持ち、海底の流れの方向に口を開いて、
流れ込んでくるものを無差別に飲み込んでいるのだそうです。

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by vimytaro | 2017-08-27 19:47 | おさかなイラスト | Comments(2)
2017年 08月 20日

ティラノフリネ・プグナクス

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今週のカレンダー

ティラノフリネ・プグナクス
学名:Tyrannophryne pugnax

生息深度:400〜2100m 最大体長:5cm
分布:タヒチ島〜クック諸島ラロトンガ島近海、ビキニ環礁北西海域

あんまり資料がなかったんですが、
とっても個性的なチョウチンアンコウだったのでチョイス。

深海エソの仲間みたいな大口の見た目で、
ティラノサウルスと同じ「暴君」の意味の「ティラノ」が、
学名に付いています。

でも大きさ5cmじゃ、カプッって指に噛みつく程度(笑)
体長1mくらいのがいたらいいなぁ・・・( ´▽`)

まだ、標本が2つしかないみたいなので、
体長の数値は今後修正されるでしょうね。

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by vimytaro | 2017-08-20 10:58 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 08月 13日

ダイオウクラゲ

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今週のカレンダー

ダイオウクラゲ
学名:Stygiomedusa gigantea

生息深度:300〜2000m 最大体長:600cm
分布:北極をのぞく世界中の海

先日の「NHKスペシャル」南極の深海にも出てきました。
ボクも昨年の千葉中央博物館の展示で初めて知ったばかり(^_^;)
なんて禍々しいクラゲなんでしょうか!

無脊椎動物の中では最大級です。
まさに「ダイオウ」ですね。
深海には大王様がたくさん棲んでいますね(笑)

初めて発見されたのは1910年と、100年も前のことなんですが、
今までに目撃情報はほんのちょっとしかないようです。

触手は4本しかありませんが、長さが6mにも伸びます。
着物の帯のように幅広で布状。
ふつうのクラゲのような毒針は持たず、
この長い触手でエサを包み込んで捕まえているようです。

傘の縁にズラッと並ぶ白い点は、おそらくクラゲの目かな?
「眼点」といって、人間の目みたいに発達はしてないけど、
これで明暗を判断することができるようです。

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by vimytaro | 2017-08-13 20:17 | おさかなイラスト | Comments(0)