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2017年 10月 29日

アンドンモグラアンコウ

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今週のカレンダー

アンドンモグラアンコウ
学名:Gigantactis perlatus

生息深度:670〜2000m 最大体長:22cm
分布:日本、インドネシア、ハワイ

モグラアンコウの仲間は、逆さまになって、
長いイリシウム(チョウチン)を下に垂らしているのが普通の姿勢です。

この姿勢で、小さい胸ビレを動かしてバランスを取っている動画が、
動きがヨチヨチしててとてもかわいいのです(笑)
千葉県立中央博物館での「深海生物展」で見ることができましたが、
JAMSTECのサイトでも見ることができるかも。

下顎の外側にも歯が生えています。
そしてこの下顎は内側にめくるように回転させることができるのだとか・・・
それなら外側に歯があるのも納得。

そして、口の中・・・顎の裏側にも鋭い歯が生えています。
これも前後に動かすことができるらしいです。
まるでベルトコンベアみたい(笑)

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by vimytaro | 2017-10-29 20:24 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 10月 22日

ベニマンジュウクラゲ

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今週のカレンダー

ベニマンジュウクラゲ
学名:Periphyllopsis braueri

生息深度:700〜1000m 最大体長:20cm
分布:太平洋

今回描き下ろしたイラストの中で、
もっとも禍々しいのがコレ(笑)
ちょうどハロウィーンも近いのでふさわしいかも(・∀・)

他のクラゲと同じように傘を広げたり閉じたりして泳ぐのだけど、
てっぺんが丸いので、傘を閉じると「まんじゅう」のようにまん丸。

傘の縁には24枚の大きな縁弁があり、
アナログカメラの絞りのように重なっている。

このクラゲも生物発光するようです。

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by vimytaro | 2017-10-22 21:15 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 10月 15日

ユメソコグツ

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今週のカレンダー

ユメソコグツ
学名:Coelophrys brevicaudata

生息深度:700〜1140m 最大体長:10cm
分布:日本、フィリピン、インドネシア

アカグツ科ソコグツ属です。
アカグツといえば、知っている人も多いと思いますが・・・
そのアカグツの仲間で、
もっと深い海の底に棲んでいるから「ソコグツ」なのかな?(笑)

一見ハコフグみたいな箱形の体型。
アカグツと同じように、胸ビレは体の後方に付きます。
体中が小さなトゲで覆われています。
トゲがない線状部分は感覚器官。

目と目の間にあるのは、巨大なイリシウム。
チョウチンアンコウのチョウチンにあたります。
これを出し入れできるのかどうかは動画がなくて不明。

標本が少なくて、未だ謎だらけ(^_^;)
イラストも想像で描いている部分が多いです。

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by vimytaro | 2017-10-15 22:52 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 10月 08日

ミズヒキイカ

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今週のカレンダー

ミズヒキイカ
学名:Magnapinna pacifica
英名:Bigfin Squid

生息深度:1930〜4735m 最大体長:700cm
分布:太平洋

2007年に、異常に長い腕で海底上に立ち上がっている姿が撮影されました。
大きなヒレがまるで頭のように見えて、さながらエイリアンのようです。

体の90%を占める途方もなく長い腕には、
途中に関節があるかのように折れ曲がります。
この「関節」から先は、腕の先端が細く糸のように伸びたもので、
この部分にも小さな吸盤がびっしり付いています。

触腕は第四腕の溝に沿って伸ばしたり縮めたりしますが、
他の腕と同じように糸状。

腕を横に広げた姿勢をとるのは、
腕同士が絡まないようにするためと考えられています。

8本の糸状の腕を海底上に垂らして、
小さな獲物を貼り付けて捕まえているようです。
まるで昔の「ハエ取り紙」みたいですね。
・・・といっても、もう知らない人の方が多いかも(^_^;)

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by vimytaro | 2017-10-08 22:11 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 10月 01日

クロアンコウ

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今週のカレンダー

クロアンコウ(ペリカンアンコウモドキ)
学名:Melanocetus murrayi
英名:Black Seadevil
   Murray's Abyssal Anglerfish

生息深度:1000〜2500m 最大体長:12cm
分布:世界中の海の熱帯〜温帯水域

背中が盛り上がっている姿から、
かつては「セムシクロアンコウ」と呼ばれていましたが、
2007年に差別魚名とされて「クロアンコウ」に改名。
その後いつのまにか「ペリカンアンコウモドキ」とい標準和名になっています。

イラストはメス。
オスは2cmくらいと小さく、この種類はメスに寄生しません。

長い牙状の歯は、後ろには倒れるけど前には倒れないしくみ。
この仕組みのおかげで、噛みつかれた獲物は逃げられません。
歯が倒れるから口も閉じられるのでしょうね?
・・・口閉じてる写真って見たことないけど(笑)

胃と腹部が大きくふくらむので、
自分の倍以上もある獲物を飲み込むことができます。
・・・でもときどき食べ過ぎで?お腹が裂けてる標本も見ます(^_^;)

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by vimytaro | 2017-10-01 18:43 | おさかなイラスト | Comments(0)