カテゴリ:おさかなイラスト( 193 )


2017年 05月 28日

アカチョウチンクラゲ

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今週のカレンダー

アカチョウチンクラゲ
学名:Pandea rubra
英名:Red Paper Lantern Medusa

生息深度:450〜1000m 最大体長:17cm
分布:北太平洋、北大西洋

折りたたみ式の提灯みたいに、体全体が伸び縮みします。
日本の沿岸で見つかったのが最初なので、
英名でも和名と同じ意味の名前になっています。

赤い色は深海では黒っぽくなり保護色となります。
光る生物を食べたときに、中から光が漏れないようにしているんだとか・・・
まさに「提灯」ですね・・・光らないけど(笑)

体には、ウミグモやヨコエビ、他のクラゲの幼生などが付着して、
多様な生物の成育場所としても利用されているらしいです。
深海の「赤ちょうちん」は居酒屋じゃなくて幼稚園(笑)

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by vimytaro | 2017-05-28 14:33 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 05月 21日

ゼノフタルミクティス・ダナ

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今週のカレンダー

ゼノフタルミクティス・ダナ
学名:Xenophthalmichthys danae

生息深度:0〜1250m 最大体長:10cm
分布:大西洋、西太平洋

ウルトラセブンに出てきそうな宇宙人顔(笑)
イラストでは遠近感をデフォルメしてありますが、
実際には鉛筆みたいな体型です。

メタリックな銀色で、浮き袋を持っていません。
突出した目は伸縮式だそうですが・・・どこが伸びるのかなー?

フィッシュベースでは、キュウリウオ目ミクロストマ科とあるけど、
文献によってはちがう分類だったり・・・まだ謎だらけみたいです。

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by vimytaro | 2017-05-21 12:37 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 05月 14日

ヒカリジュウモンジダコ

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今週のカレンダー

ヒカリジュウモンジダコ
学名:Stauroteuthis syrtensis
英名:Glowing Sucker Octopus
   Balloon Octopod

生息深度:250〜4000m 最大外套長:11.4cm
分布:北大西洋の温帯・亜熱帯水域

頭の部分が10cmほど、脚まで入れると45cmほどの大きさとなります。

吸盤が吸い付き機能を失った代わりに発光します。
「ジュウモンジダコ」というのは深海タコのグループの名前で、
その中で吸盤が発光するタコは何種類かいて、
「ヒカリジュウモンジダコ」という和名はそれらをまとめる呼称らしいです。

発光は星が瞬くように点滅し、マリンスノーを模しているのだとか・・・
この偽マリンスノーに集まるプランクトンをエサにしているようです。
脚の間の膜をふくらませてボール状になるのは、
プランクトンを集めている姿かもしれません。
その姿から「バルーン・オクトポッド」という英名もあります。

吸盤の左右のたくさんのヒゲのようなものは触毛。
深海のタコには頭のヒレと触毛を持つものが多い。

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by vimytaro | 2017-05-14 21:36 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 05月 07日

ダイオウグソクムシ

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今週のカレンダー

ダイオウグソクムシ
学名:Bathynomus giganteus
英名:Giant Isopod

生息深度:170〜2500m 最大体長:45cm
分布:西大西洋、メキシコ湾、カリブ海

深海ファンにはすっかりおなじみ「ダイオウさま」
等脚類の中では世界最大種。
陸上のちっちゃいダンゴムシと同じ仲間です。
脚も7対でいっしょ。

でも、ダンゴムシみたいにまんまるにはなれず、
コの字に曲げるのが精一杯らしいです。
「ダイオウさま」は体がかたい(笑)

深海底でエサとなる動物の死骸を待っている、深海の掃除屋さん。

同じ属にオオグソクムシもいて、水族館でも多く展示されています。
大きさが全然ちがうのですが、見た目も少しちがいます。
丸くて太いのがダイオウグソクムシ
平べったくてスマートなのがオオグソクムシ。

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by vimytaro | 2017-05-07 22:52 | おさかなイラスト | Comments(2)
2017年 04月 30日

ヨツメニギス

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今週のカレンダー

ヨツメニギス
学名:Rhynchohyalus natalensis
英名:Glasshead Barreleye

生息深度:800〜1000m 最大体長:20.4cm
分布:大西洋・西太平洋の熱帯水域

頭が透明ヘルメットで有名になったデメニギスの仲間です。

名前のとおり、目が4つあるのです。
メインの2つの目は上を向いた管状眼。
それぞれの目の下向きやや前方にもう1対の目を持っています。

下向きの目は反射板が何枚も重なってできた鏡のようになっていて、
これで網膜に光を集めます。
網膜は上向きの目と下向きの目で共有です。

頭部はデメニギスほどではないけど、同じように透明。

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by vimytaro | 2017-04-30 23:34 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 04月 23日

ウケグチザラガレイ

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今週のカレンダー

ウケグチザラガレイ
学名:Chascanopsetta prognatha

生息深度:494〜550m 最大体長:24cm
分布:モルジブ、日本、琉球トラフ

「左ヒラメに右ガレイ」という言葉があります。
目の付いている側でヒラメとカレイを区別するためなのですが、
じつは「カレイ」の中でも、左側に目が付いている種類がいくつかいます。
ウケグチザラガレイもそのひとつです。

下アゴが大きく上アゴの先端より前に飛び出ています。
それで「ウケグチ」の名前があります。
下アゴの底の膜はペリカンのようにふくらみます。

肉は水っぽくて不味く、食用に流通はしていません。

体が普通のカレイより細長いのは、
食べ物が少ない深海で生きるための適応でしょうね。

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by vimytaro | 2017-04-23 23:10 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 04月 16日

クラゲダコ

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クラゲダコ
学名:Amphitretus pelagicus
英名:Telescope Octopus

生息深度:100〜2000m 最大体長:30cm
分布:太平洋・インド洋の熱帯・亜熱帯水域

タコなのに透明な体を持ち、まさに「クラゲみたいなタコ」です。
8本の腕の間には膜があり、
この膜を傘のように開閉させて、クラゲのように泳ぎます。

クラゲの仲間にも
「タコみたいなクラゲ」のタコクラゲもいるのでややこしい(笑)

体は透明なゼラチン質でできています。
ゼラチン質の体なら、それだけで浮力を得ることができ、
食べ物の少ない深海で、泳ぐことなく浮いていられるので省エネになります。

体が透明になることで、
天敵からは見つかりにくく、エサには近づきやすいのでしょうね。
海底ならまだしも海中を浮遊しているなら、隠れる場所がまったくないですから・・・

でも、目の組織だけは透明になれません。
網膜に光情報を映像として結合させるためです。
だから、クラゲダコも管状眼だけが透けて見えてます。

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by vimytaro | 2017-04-16 17:05 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 04月 09日

タカアシガニ

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今週のカレンダー

タカアシガニ
学名:Macrocheira kaempferi
英名:Japanese Giant Spider Crab

生息深度:50〜400m 最大体長:370cm
分布:日本、台湾

数字だけ見ると、世界最大のカニだけど・・・
「世界一脚が長いカニ」という方がイメージに合ってます(笑)
甲幅が46cmになるタスマニアオオガニの方が世界最大にふさわしいかも。

はさみ脚が大きくなるのはオスで、成体では脚よりも長くなります。
メスのはさみ脚は小さく、脚よりも短い。

食用になりますが、肉が水っぽくて大味と言われてます。
でも漁獲される駿河湾など地元では名物料理。
産卵期の春は禁漁。

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by vimytaro | 2017-04-09 14:16 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 04月 03日

ラブカ

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今週のカレンダー

ラブカ
学名:Chlamydoselachus anguineus
英名:Frilled Shark

生息深度:120〜1280m 最大体長:200cm
分布:大西洋と太平洋に局所的に分布、日本では駿河湾に多く生息

口が頭部正面に開き、エラ裂は6対(現代のサメは5対)
歯はデボン紀の初期のサメ、クラドセラキに形状がよく似ています。
原始的なサメの特徴を残しているので「生きた化石」としても有名です。

エラ裂は大きく裂けてひだ状に広がり、裂け目から口の中が見えるほどで、
いちばん前の第一鰓裂は左右が下でつながって襟のようになっています。
これが英名「フリルドシャーク」の由来。

ラブカの歯は、1本、1枚、というよりも
三つ叉の矛先が7本列になって並んだような形状で、
マジックテープみたいに獲物を引っかけやすくなっています。
でも、イラストに描くのはめんどくさいの(笑)

動きは緩慢で、ウナギのように体を波打たせてゆっくり泳ぎますが、
体の後方にヒレが集中した体型は瞬間的な突進に適しているとか・・・
獲物を見つけたら、すばやく食らいつくことができるのでしょうね。

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by vimytaro | 2017-04-03 16:42 | おさかなイラスト | Comments(0)
2017年 03月 26日

ハープスポンジ

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ハープスポンジ
学名:Chondrocladia lyra
英名:Harp Sponge

生息深度:3316〜3399m 最大体長:60cm
分布:カリフォルニア海岸沖

深海性のカイメンの仲間。
からだの中心部から海底をはうように放射状に伸びた1〜6本の枝を基部とし、
そこから垂直に触手が何本も伸びます。
垂直の触手は末端ほどだんだんと短くなり、これがハープの弦のように見えます。

ネットでは、5本の枝で5角形の個体の画像が多く見られますけど、
個体によって枝、触手の数や大きさがちがいます。

垂直の触手はたくさんの小さな有刺フックで覆われていて、
これらがマジックテープのように働いて、
小さな甲殻類を捕らえることができるようです。

捕らえられたエサには薄い膜が張られ、ゆっくりと消化されます。

触手の先端の球状体は、生殖に関係がある部分らしいです。

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by vimytaro | 2017-03-26 12:00 | おさかなイラスト | Comments(0)