シファクティヌス
学名:
Xiphactinus sp.
硬骨魚綱 ニシン・骨鰾下区 イクティオデクテス目 体長460-610cm
白亜紀の海の中で、サメと並びもっとも獰猛な肉食硬骨魚であったと考えられています。
アゴにはたくさんの鋭利な歯を持ち、その口は非常に大きく開くことができたようです。
流線型の体と幅の広い尾ビレによって、かなりの高速で泳ぐことができ、
水面から飛び跳ねることも可能でした。
大型のサメやモササウルスなどに狙われても、
十分に逃げ切る、あるいは反撃することもできたかもしれません。
カンザス州の博物館に展示されているシファクティヌスの体の中には、
魚がまるごと入っています。
このシファクティヌスの体長が4m。
胃の中の魚は1.8mのギルリクスという同じ科の魚です。
丸呑みしちゃったせいで、胃の中で暴れられて絶命したと思われています。
じつはこういう化石がたくさん見つかっているとか・・・
貧欲すぎて自滅しちゃうタイプだったみたい(笑)