2013年 09月 08日

今週の「化石水族館」9/8〜

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ファルカトゥス
学名:Falcatus falcatus
軟骨魚綱 板鰓亜綱 ネズミザメ上目 シモリウム目 体長25-30cm

背中に奇妙な取っ手のような角が生えているサメと、
その取っ手をくわえているもう1匹のサメ・・・
そちらの背中には取っ手がありませんでした。
そういう2匹がいっしょに化石になっているのが発見されました。

取っ手のある方がオス、ない方がメスと、
メスが取っ手をくわえるのは繁殖行動ではないかと考えられています。

アクモニスチオンの「アイロン台」と同じですね。
このファルカトゥスの化石の発見で、
アクモニスチオンの方も、性的二形ではないかと考えられるようになりました。

この「取っ手」と頭の上には、おろし金状に歯状突起が並んでいました。
このへんも、アクモニスチオンと同じです。
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by vimytaro | 2013-09-08 22:18 | おさかなイラスト | Comments(4)
Commented by みもざ at 2013-09-09 05:00 x
取っ手があるって面白いですよね。
そして、このファルカトゥスの発見で
性的二形であるというような事が考えられるようになる。
二つ一緒に出なかったら???
発見の道筋にはいろんな分かれ道があって
偶然やら必然が複雑に重なり合って
今に至っていると考えると
感慨深い物がありますね。
Commented by kazz at 2013-09-09 20:38 x
交尾のための取っ手だったんですね。
捕まえる方がオスなのかと思ったのですが、
逆だったんですね。
現代に生きていたら興味深いサメですよね〜。
でも淘汰されちゃったんですね。

ところで、カレンダーのプリント、あべこべになってますよね?(笑)
Commented by vimytaro at 2013-09-13 14:30
>みもざさん
とってもおもしろいでしょ!(笑)
そうなんです。
この2匹いっしょのところが発見されてなかったら、
オスとメスはそれぞれ別の種類とされていたかも・・・
ちょっとした偶然で、考え方がガラッと変わっちゃうんですね。
Commented by vimytaro at 2013-09-13 14:35
>kazzさん
なんとなくね・・・追いかけて捕まえる側はオスって(笑)
化石からメスが取っ手をくわえていると解釈されましたけど、
たまたま取っ手と口が重なったまま化石になったのかもしれないし、
そうなると、くわえるための取っ手というわけでもないかもしれないし・・・
いろいろなケースが想像できますよね(笑)

カレンダーの順番・・・ゴメンナサイ。
入稿の時に入れ違ったみたいです(^^;
でも、使用には不具合はないと思いますので・・・
勘弁してください(笑)


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